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神奈川工科大学
KAIT広場
建築設計:石上純也建築設計事務所
構造設計:佐藤淳構造設計事務所
構造基本計画:小西泰孝建築構造設計
所在地:神奈川県
用 途:多目的広場
構 造:鉄骨造
写 真:JUNYA.ISHIGAMI+ASSOCIATES
(解析図、現場写真はBSI)
大学のキャンパス内に建てられた半屋外の多目的広場である本施設は、日常的には学生が集うラウンジや部活の練習場として、またイベント時には展示や模擬店などの会場として利用される目的で生まれました。平面形状は約80m×50mの長方形に近く、天井高は2.2~2.8m程度の平屋施設で、厚さ12mmの巨大な1枚の鉄板で作られた屋根を周囲4つの壁から吊り下げる構造が採用されています。屋根のゆるやかにたわんだ形状に平行するような形で床面が配されており、天井の開口部はガラス等がはめ込まれていないため、外気や雨風が入り込む無柱空間となっています。
BSIはこの特殊な構造物の実現のために、国土交通大臣認定の取得を目的とした性能評価のうち時刻歴応答解析を担当しました。解析では張力場となる本建物の特性を幾何非線形解析により考慮しました。
(BSI担当/大原和之 大津達郞)
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