スタッフ インタビュー

STAFF INTERVIEW

BIM導入と格闘の日々

壁を乗り越えたときに感じた充実感

平野 沙織 |  BIMマネージャー

タイミングや出会いに恵まれていた

社会人になるとき、はじめから建築構造に関わる職種を希望していました。新卒で入社した構造設計事務所には数十人の構造エンジニアが在籍しており、CAD担当の先輩やベテランのエンジニアなどいろいろな方に、見やすい図面を作成するための技術や心構えについて指導を受けました。そのおかげで、必要な情報が伝わりやすく一貫性のある図面作成の大切さが身に付いたのだと思います。その後に勤務した外資系エンジニアリング会社では、複雑な建築形状のプロジェクトに携わる機会を得ることができ、またフリーランスの時期には自宅で図面を描く傍ら、ゼネコン設計部のBIM推進部で業務に携わる経験をさせてもらいました。


BSIはフリーランスの時に図面作成のほか、事務所運営に関わる仕事もさせていただき、その当時から一緒に働いてみたいと思っていました。入社の希望を代表の大原に伝え、その後しばらくして入社することになりました。振り返ってみると、どの経験も私にとってはとても大切で、これらのチャンスに恵まれたのはタイミングが良かったというか、めぐり合わせの妙だったように感じます。

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2012年まで過ごした、すずかけ台の事務所

BIM導入と格闘の日々

入社前からBIMは身につけたい技術だったこともあり、大原には当初からBIMの導入を提案していました。2015年にBIMソフト(Revit)を導入してもらえることになり、喜び勇んで使い始めたのですが、CADソフトとは勝手が違って、全く思うように使えませんでした。当時は詳しい解説書もなく、Web検索でも知りたい情報を入手できず、周りに聞ける人もおらず、独学でソフトと格闘してみるも、思うように上達できないでいました。


その後、大原がたまたまこの状況を知人に話したことがきっかけで、すでにRevitを導入している大手エンジニアリング会社に勤務されている、Revitのご担当者の方に教えていただく機会を得られたと共に、同社からBIMデータ作成を含む業務を発注していただく好機に恵まれました。BIMデータをイチから作成するのが初めてだった私に、丁寧に惜しみなく技術指導をしていただきました。たくさんの壁にぶつかり、ひとつひとつクリアし、BIMの初仕事が完了するまでに約半年間を要しました。この時はやりきった充実感がこみ上げ、とても嬉しかったのを覚えています。ですが私にとってBIMソフトは、まだ発展途上です。もっと効率よく、BIMのメリットを生かすデータ作成ができるよう、スキルアップをしていきたいと思っています。

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Revitで作成したBIMデータの3次元画面

BSIのこれからのために

BSIの創成期から関わっていたこともあり、2020年から人事業務の一部である採用や人材育成など、スタッフのスキルに関することを受け持つようになりました。人事コンサルタントの方に助言をいただきながら、スタッフの評価制度や目標設定などに取り組んでいます。BSIは大きな組織ではありませんが、それがスキルアップの妨げや、希望するトレーニングが受けられない原因になるなどと、スタッフには感じて欲しくありません。むしろ小規模だからこそ、上下関係に気兼ねせず、やりたいことが伸び伸びとできる環境作りをしたいと考えています。それぞれの分野・立場でスキルを伸ばし、みんながレベルアップすることで業務の幅や活躍の場を広げられるようになることを目指しています。

 

またBSIで働くことの魅力を外部に伝え、向上心のある方に一緒に働いてみたいと思ってもらい、共に働きながら成長していける仲間を増やしていくことも、私の新たな挑戦だと感じています。

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現在は後輩の指導に加え、人材育成プランの作成も担当

(2020年12月、

インタビュー担当:勝本恵子/ウィーブファクトリー)

平野 沙織 |  ひらの さおり

BIMマネージャー

1998年、中央工学校卒業。大手構造設計事務所、外資系エンジニアリング会社で図面担当者として勤務した後、フリーランスの経験を経て2013年に建築構造研究所入社。現在はBIMマネージャーとしてCADソフトとBIM (Building Information Modeling)ソフトの両方をプロジェクトにより使い分けながら、BSIが作成する図面が高いクオリティを保つべく、細心の注意を払いながら業務に従事している。