スタッフ インタビュー
STAFF INTERVIEW
いろいろなことをやりたいからBSI
最適化理論も構造設計実務も、どちらも大切

奥薗 尚人 | エンジニア
大学は3年間で卒業
母校の北九州市立大学は「早期卒業制度」が設けられており、一定の成績条件を満たしていて、その制度を使いたいことを予め申告した学生は、3年間での卒業を目指して単位を取ることができます。通常は4年間で取得する単位を3年間で取得するため、大学時代は勉強でかなり忙しかったです。ですが自分で挑戦してみようと決めた目標なので、後悔はないです。達成できて、同校の大学院に進学もできたので良かったと思っています。
大学の研究室には3年生から所属して、3年生の科目を履修しながら卒業設計と卒業研究も並行して行っていました。1年生の時から藤田慎之輔先生の研究室に行こうと決めていて、この研究室で学部と大学院と合わせて3年間、最適化に関する研究を行いました。私が行っていた研究は建築構造の最適化手法に関することで、グループ研究ではなく自分ひとりで行うタイプの研究でした。リモートで大学のワークステーションにアクセスすることも可能なので、校外で研究作業をすることも多かったです。車の運転が好きなので、気分転換に車で遠出して、出先で研究作業することもありました。場所を変えて一人で研究作業をすることも好きでしたが、研究室の後輩に教えたりするのも好きでした。
大学院2年生の7月にはメルボルンで行われた国際シェル・空間構造学会(IASS)で、論文を発表する機会もありました。準備して向かったのですが、英語での発表はハードルが高く、満足のいくものにはなりませんでした。ですが国際学会ではさまざまな発表が行われていて、「これも建築関連?」と思うような、数式だらけの発表を聞く機会もあり、いろいろと良い経験になりました。
大学院2年生の時に参加したIASSはメルボルンで開催
(上)英語で臨んだ論文発表
(下)懇親会ではさまざまな国の方と交流する機会に
実務でいろいろなことをやりたい
BSIの入社のきっかけは研究室の藤田先生からの紹介でした。社会にでて構造設計に携わるにあたり「いろいろなことをやってみたい」と先生に伝えたところ、構造設計のお仕事もされている先生からBSIのことを紹介していただきました。先生と代表の大原は、以前から知り合いだったそうです。大学院2年生の夏には北九州から上京して約2週間、BSIでインターンとして業務に携わりました。その間に大原と現場に行ったり、いろいろ経験させてもらいました。
現在、入社して3年目がスタートしたところで、エンジニアとしてはまだまだこれからですが、2年の間にRhinocerosやgrasshopperなどのソフトウェアを用いた最適化の手法で基本設計を行う業務や、応力解析結果と連動するPythonを用いたプログラムの開発業務、それから各種構造種別の構造設計業務や特殊な構造解析業務などにも携わることができ、まさに自分がイメージしていた「いろいろなことを経験したい」という希望がかなっています。入社早々、研究で扱っていた最適化理論を業務に取り入れることができ、すごくタイミングが良かったです。
今年は新卒スタッフのメンターを任されましたが、まだ4月が始まったばかりなので挨拶程度の話ししかできていないです。教えるのはもともと好きなのですが、うまく進められるよう努力します。まずは構造設計が好きになってもらえるように、仕事に前向きになってくれたらいいなと思っています。
実務では多種多様なソフトウェアを使用
目指すは社会人ドクター
将来は恩師の藤田先生の研究室の博士課程に進学して、社会人ドクターを目指したいと考えています。大学と自宅が遠距離だったとしてもリモートを利用することもできますし、東京で働きながら遠方の大学院で研究をすることは、充分可能と思います。その際は修士課程の研究よりも、もっと実務よりの研究をしたいと考えています。実務と学問が半々くらいのバランスの良い研究を行うことが目標です。プログラミングなどを含めた最適化の知識も、構造設計の知識も、自分のやりたいことには必要であり、その両方が経験できるBSIで働くことは、数年前に自分が思い描いていた未来にいるようで充実していると感じています。

今年は新卒スタッフのメンターに初挑戦
(2026年4月、
インタビュー担当:勝本恵子/ウィーブファクトリー)




